【 業種 】情報処理サービス / 【 利用者数 】約100名
「知識・ノウハウ集約型」組織を目指すため、高度な専門スキルを持った人財を育成することを第一の命題として、これを実現・加速させる人事制度を再構築すること
■社員に公正とみなされる人事制度情報処理サービス企業に相応しい社員の格付け(等級)の基準、評価の基準・決定プロセス、報酬の水準・決定プロセスを示し、社員が公正と考え、自らの能力アップのインセンティブとなるようにすること
■管理職のマネジメント力の向上組織全体として、新たな基盤、すなわち新・人事制度を有効活用できるように、管理職のマネジメント力(自組織の方向性を示す、部下を育成する、関係者に影響を及ぼすなど)の向上を図ること
等級毎に社員に期待される責任が明確となり、社員の皆様が具体的に何をすればいいのか、中長期的に何を目指すべきかを示すことができるようになりました。 また、管理職の「ポジションサイズ(責任の重さ)を測る基準」が明確になり、組織変更があっても管理職の方々の等級をタイムリーかつ公正に決めることができるようになりました。
■目標設定の質、日々のフィードバックの質が高まり、育成につながる評価へ目標管理では、目標を表面的に羅列するのではなく、目標を達成するための課題と解決のためのアイデア、手順などを作成できるようになりました。 日々の仕事の中で、社員の皆様は自身の行動を振り返り、上司の方々は部下の方々に対し、良い行動・好ましくない行動をタイムリーにフィードバックすることができるようになりました。 評価を決定するプロセスを会社組織全体にしっかり示すことができました。
■社員から高い貢献を引き出す報酬へ各等級の報酬の水準(月給及び年収)と評価と昇給・賞与支給係数などの関係が明確になり、個々の社員の方々の高い貢献を引き出すことができるようになりました。 魅力的な昇格昇給額を明示し、社員の皆様の役割を拡大する意欲を引き出すことができるようになりました。 従来の年功的要素を減らしつつ、全体としての労働条件をしっかり維持し、不利益変更を回避しました。
■管理職間の評価基準のばらつきを防止研修に参加いただいた管理職の皆様には、部下の実際の評価シートを題材にして、新人事制度における評価基準に基づいた評価の過程を経験していただきました。これにより、等級に相応しい目標レベル、行動基準が、同一職種、さらに職種を越えた全社・組織間で、整合性がとれることを確認していただきました。