※本セミナーは終了いたしました。
当ページでは、弊社オフィス(早稲田大学インキュベーションセンター)で開催する公開講座をご紹介します
本研修はケーススタディーとワークショップが中心の実践的なプログラムです。参加者の方が、部下の自主性と創意工夫を引き出し、部下の成長と会社の業績向上を両立するための目標設定スキルを一日で習得することができます。
日時: 2016年10月19日(水)9:00~17:00
会場: 弊社オフィス(早稲田大学インキュベーションセンター)
「目標管理制度」は、全社の目標と個人の目標の整合性を保ちながら、部下の自主性と創意工夫を引き出す経営管理の手法の一つです。企業はこの制度を活用することで経営戦略を効果的に遂行することができます。
■目標管理制度の全体像~目標の上位の目標を下位(管理職から部下)への展開~
目標管理制度の本質は、「個々の社員の能力の範囲で、最大限の自主性を与えた方が高いパフォーマンスを引き出すことができる」という点にあります。そのため、単に上司から部下への一方通行で目標を与えるのでなく、上司と部下が目標を共有し、部下の自主性・創意工夫を引き出しながら目標の達成を目指していくことが重要です。
つまり、この制度が成功するかどうかは、上司が部下の自主性を引き出すことができるかどうかが鍵となります。上司が仕事のやり方について細かく指示・命令するのではなく、部下が自ら目標を立て仕事を管理していくことが必要となります。
「目標管理制度」は、多くの企業で採用されていますが、以下の様な事例も見られます。
・管理職が一方的に押しつけた目標によって、部下のモチベーションが上がらない。
・管理職が部下の自主性に任せすぎたため、部下が簡単な目標ばかりを設定してしまう。
この制度は、特に適切な目標を設定することが難しいと考えられます。そこで、この制度を上手く活用するためには、運用の中心となる管理職の役割が非常に重要となってきます。
目標管理研修では、単に目標管理制度について学ぶのではなく、どうして目標管理が必要なのかという制度の本質への理解を深めていきます。また、どんな上司が優秀で、その上司に近づくためにどのような目標を立てれば良いかなどを、自身の日常業務を振り返りながら習得していきます。
「管理職が部下の適切な目標設定を支援できない→部下のモチベーションが下がる→部下が成長しない→組織の業績が上がらない」
この悪い循環を抜け出すためには、管理職が必要なスキルを習得して、組織と個人の目標の整合性を保ちつつ、部下の自主性を引き出す目標設定とはどの様なものなのか、それを実践するためにはどうすれば良いのかを身につけることが重要です。
その結果として、社員のモチベーション向上し、社員の成長を促進する。さらに組織としての業績向上が見えてきます。
単に目標管理について学ぶだけではなく、どうして目標管理が必要なのか、どんな上司が優秀で、その上司に近づくためにどのような目標を立てれば良いかなどを、講義とワークショップを通じて習得します!
■ 目標管理研修の対象者
・目標管理の責任を担う立場の方(事業責任者、管理職、管理職候補)
・人事担当の方
・経営幹部の方
■ 研修概要
目標管理をテーマに、管理職に必要なマネジメントスキルを習得するためのプログラムです。
1.上位方針とチームゴールの関係
自らのチーム(所属組織)のゴールは、全社の事業計画がブレークダウンされたものであることが重要です。研修の初めにチームゴールの位置づけや、全社の経営計画と個人目標の関係などについての知識を深めます。
2.管理職としての重点目標の設定
目標設定における4つの重要な視点として、バランススコアカードを用いた目標設定について学びます。バランススコアカードを目標設定に活用することで、多面的かつ整合的な目標を設定できるようになるとともに、目標を上から下にブレークダウンすることが容易になります。
3.管理職としての達成基準の設定
管理職が立てるべき「目標の高さ」について学びます。管理職が設定する組織の目標は、簡単に達成できるものあるいは到底達成ができそうにないものでは、部下の達成に向けての意欲は高まりません。
部下の意欲を最も引き出すことができる目標設定について、アメリカの著名な心理学者のマクレランドの研究などを交えて紹介いたします。
4.部下の重点目標・達成基準の設定
部下の意欲をもっとも引き出すことができる重点目標と達成基準の設定について学びます。
目標設定時には管理職が部下の目標をチェックして「努力する」、「頑張る」といった言葉をさけ、達成基準が明確な目標を設定するように導くことが必要です。それと同時に、目標管理制度の本質である、部下の自主性を尊重して自分で目標を考えてもらうことも両立しなければなりません。
ワークショップでは、部下の目標のレビューとして、目標管理シートや実施計画等を確認していきます。
5.進捗の管理
優秀な管理職が実践している、部下に合わせたマネジメントスタイルの調整方法や日常の業務の中でのフィードバック、目標設定時の面談の具体的なステップと留意点など、部下の育成に有効な理論を学び、ワークの中で実践します。
■研修形態
本研修は弊社オフィス(早稲田大学インキュベーションセンター)で開催をいたします。開催日とご都合が合わない、複数の社員がまとめて研修を受けたい等で、訪問型研修をご希望の場合は、弊社までお気軽にお問い合わせください。貴社のオフィス等のご希望の場所へ、弊社の講師を派遣して研修を実施いたします。
○管理職が経営目標の達成に向け、部門メンバーの協力体制を引き出すことができるようになる。
○管理職が目標管理制度を活用して、部下を育成するためのポイントを身につけ、部下の成長を支援できるようになる。
○目標管理研修を受けて、評価基準設定の難しさについて再確認することができました。また、多面的な目標設定の仕方などの新しい視点で部下の育成ができそうだと感じました。バランスの良い目標設定が出来るよう心掛けたいと思います。(男性・部長)
○目標管理は、一方的な自分の思いだけでは部下に伝わらない事が身にしみて理解できました。(女性・課長)
○戦略マップの策定の仕方など、具体的な方法が明確になったとても有意義な研修でした。目標管理の重要性を再認識したうえで、日々の業務に即役立つ内容であったのも印象的でした。(男性・部長)
1.単なる知識の習得にとどまらない実践的な内容
講師が一方的に講義を行い「目標管理制度とは何か」といった知識を学ぶだけの研修では不十分であると弊社は考えます。
弊社の研修プログラムでは、「ワークショップ」を中心に進めていきます。実践的な「ワークショップ」によって、参加者が研修の内容をしっかりと理解することができ、目標設定の基準をしっかり身に付けることができます。
2.日々のフィードバックを重視したプログラム
弊社は、管理職から部下へのフィードバックが、半年や一年に数回の目標設定時の面談や評価面談に限られる状況では、社員が十分に成長しないと考えます。
期首の目標設定時の面談や期末の評価面談に加えて、日々のフィードバックが適切に行うことが、部下の成長に効果的であり、評価への納得感を高めることにつながります。
弊社では、参加者である管理職が日々のフィードバックの重要性を認識したうえで、適切なフィードバックを実践できるように導きます。
3.経験豊富なコンサルタントが講師をつとめます
研修講師は、多くの企業の人事制度構築等に携わっている現役のコンサルタントが担当いたします。日々のコンサルティングの中で、管理職がかかえている多数の課題を把握するとともに、その解決策の検討を重ねてきました。本研修では、目標管理制度についての参加者の方からの質問にひとつひとつ丁寧にお答えいたします。
コンピテンシーコンサルティング株式会社 副社長 佐藤 豪
■講師略歴
システムエンジニアとして基幹システムの設計・開発を5年経験後、アクセンチュア、日立コンサルティング及び現職で経営コンサルタントに13年従事。
2011年にコンピテンシーコンサルティング株式会社を設立し、副社長に就任。
2011年早稲田大学ビジネススクール卒業
<得意分野>
・人事領域に関するコンサルティング
-組織診断と人事戦略・施策の立案、等級・評価・報酬制度導入
-管理職研修の設計・企画・実施
・業務改革プロジェクトの推進、管理
タイトル | 【目標管理研修】組織の目標と個人の目標の整合性をいかに保つか? -部下の意欲を引き出し、組織の目標を達成するための目標設定スキルを一日で習得- |
日時 | 10月19日(水)9:00~17:00 |
会場 | 早稲田大学インキュベーションセンター(MAP) |
講師 | 佐藤 豪(コンピテンシーコンサルティング株式会社副社長) |
対象 | ・目標管理の責任を担う立場の方(事業責任者、管理職、管理職候補) ・人事担当の方 ・経営幹部の方 |
定員 | 8名 |
参加費 | 25,000円(税込27,000円) |
お申込み方法 | 研修のお申込み・お問い合わせにつきましては下の「お申し込み」ボタンをクリックして、「お問い合わせフォーム」に「研修名(目標管理研修)」・「開催日(10月19日)」をご記入の上、送信してください。 |