リーダーシップ研修では、リーダーシップの2つの要素である「今後の方向性の提示」と「関係者の巻き込み」について、講師による講義とワークショップを通じて習得します。
優秀な管理職はその役割を果たす中で、「リーダーシップ」を発揮しています。
【リーダーシップの2つの要素】
・今後の方向性の提示・・・示された方向性の質
・関係者の巻き込み ・・・関係者の納得度(→関係者のモチベーション向上へ)
管理職の主な役割は、部下やその他の関係者を通じて組織の目標を達成していくことにあります。そのためには、管理職がリーダーシップの2つの要素を持った「真のリーダー」となることが必要です。
本研修では、管理職として求められる「今後の方向性の提示」と「関係者の巻き込み」を中心にしたプログラムを通じてリーダーシップについて学びます。
研修といっても、リーダーシップを知識として学ぶのではありません。自らの会社や組織の具体的な課題の解決策を検討や、非常に具体的な場面を想定したロールプレイを通じて、管理職として自らが発揮すべきリーダーシップへの理解を深めていき、リーダーとしての具体的な行動ができるようになるための研修です。
リーダーシップ研修の対象者
・事業責任者の方、管理職の方、管理職候補の方
・人事担当の方
・経営幹部の方
リーダーシップ研修の目的
・管理職に求められるリーダーシップについて理解し、リーダーとして適切な行動が取れるようになる。
・管理職が部下を育成するポイントを身につけ、部下の成長を支援できるようになる。
・管理職が組織の業績を把握し、目標を達成できるようになる。
■管理職として求められるリーダーシップの全体像
経済が右上がりに成長していた過去の安定的な環境では、経営者や経営幹部が多くの情報を持ち、適切なタイミングで経営に関わる指示や判断をすることが可能でした。その中で、管理職は「計画と管理」に専念することができました。
現在では企業を取り巻く環境は厳しさを増しており、グローバル化の進展、IT技術の急激な進歩など、変化のスピードも非常に早くなっています。この様な不安的な環境の中で、顧客や市場にスピーディに対応するためには、管理職が高い「リーダーシップ」を持つことが必要となります。
管理職がビジネスの最前線で得た情報をもとに、会社や組織の課題解決の方向性を示し、その方向性の実現に向けて関係者(上司・同僚、関連部署、顧客)を巻き込み、動かしていく。厳しい競争の中で勝ち残るためには、「リーダーシップの2つの要素」を持った真のリーダーとなりうる人材を育成することが不可欠です。
本研修では、リーダーとして自らの会社や組織の具体的な課題の解決策を検討し、その解決策を実行するためにどの様に関係者を巻き込むのに必要なスキルを習得します。ワークショップやケーススタディーでリーダーとしての意識を高めるとともに、部下をはじめとする関係者のやる気を引き出す効果的な面談・フィードバック方法等を通じて、具体的なリーダーシップの実践方法を身に付けていきます。
リーダーシップ研修では「今後の方向性の提示」と「関係者の巻き込み」をテーマに、リーダーシップの向上を図ります。
1.リーダーシップとは
最初に参加者である管理職の方が目指すべきリーダーシップについて明確にしていきます。リーダーシップの2つの要素、リーダーが求められる背景、管理職とリーダーの違いなど、リーダーシップについて学びます。
■リーダーシップの2つの要素
ワークショップでは、良いリーダーと悪いリーダーの特徴について考えます。
2.今後の方向性の提示
リーダーシップの2つの要素うちのひとつ「今後の方向性の提示」について学び、すぐに実践するワークショップ主体のプログラムです。
ワークショップでは、会社や組織が直面をしている数多くの問題の中から、自らがリーダーシップを発揮して解決に取り組みたいと考える問題がどれであるのかを検討します。そして、その選択した問題の解決策を立案していきます。
解決策の立案にあたっては、ただ思いつくままに考えるのではなく、「問題の抽出」→「問題の分類」→「重点テーマの選択・評価」という問題解決の手順に沿って検討を行います。
このワークショップを通じて、参加者である管理職の方が、自らが中心となって会社や組織が直面する問題を解決していくという意識を持つようになるとともに、問題解決のスキルも習得することができます。
3.関係者の巻き込み
いくら優れた解決策を検討したとしても、それを自分ひとりで実行することはできません。自らが立案した解決策の実行に移すために、関係者(上司・同僚、関連部署、顧客)の納得をどの様に得るのかについて学びます。
そして、管理職として成果を上げるためには、関係者の中でも特に部下の力が欠かせません。このプログラムでは、ワークショップやケーススタディーに時間をかけ、部下のモチベーションを高める方法を習得します。また、部下との面談する際の具体的な注意点(チェックポイント)についても学びます。
また、自分や関係者の強み・弱みなどを振り返るワークショップなどを通じて、優秀なリーダーとなるためには、どの様なリーダーシップ・スタイル取るべきなのかを考え、それを実践に移すようにしていきます。
コンピテンシーコンサルティングのリーダーシップ研修には以下の特徴があります。
1.単なる知識の習得にとどまらない実践的な内容
講師が一方的に講義を行い「リーダーシップとは何か」といった内容を学ぶだけの研修では不十分であると弊社は考えます。そもそもリーダーシップは講義主体のプログラムを聞いているだけで身に付くものではありません。
弊社では、管理職として求められるリーダーシップとは「今後の方向性の提示」と「関係者の巻き込み」の2つであると考えます。本研修では、ワークショップやケーススタディーを中心とした実践型のプログラムを通じて、リーダーシップの2つの要素を持ったリーダーとなるために必要なスキルを伸ばしていきます。
弊社の研修プログラムは、実際に考えながら手を動かし、他の参加者と考えを共有する多数の「ワークショップ」を取り入れています。本研修の「ワークショップ」の中では、会社や組織が直面する具体的な問題の解決策の立案に取り組み、経営者の方や他の参加者の方に今後の方向性を提示します。
単なる研修の中のワークショップで完結するのではなく、自らが立案した実際に会社や組織が直面する問題の解決策を、経営者の方や他の参加者(管理職)の方に示すことで、自らが中心となって会社や組織が直面する問題を解決していくというリーダーの意識を強く持つようになっていきます。
2.経験豊富なコンサルタントが講師をつとめます
弊社は、コンサルティングファームとして多数の企業の問題解決に取り組んできた実績があります。現役のコンサルタントである弊社の講師が、貴社の管理職の問題解決スキルの定着を支援いたします。
また、弊社はそれぞれの管理職の方のレベルに合わせたきめ細かなフォローアップを得意としています。本研修に加えて、個別の管理職の面談時の具体的な改善ポイントの指摘など、個別指導の対応も可能です。貴社の全ての管理職の評価スキルの向上を支援いたします。
本サービスでは、研修の実施前に、貴社の担当者の方と弊社の研修講師による事前打ち合わせを行います。貴社の経営戦略や人事の仕組みに関する理解を相互に深めながら、貴社の管理職に必要な研修プログラムを設計したうえで、研修を実施し、管理職のスキル向上に結び付けます。
貴社の経営課題と解決策の策定を行うワークショップを取り入れるなど、貴社の経営戦略や人事制度をベースにした研修を実施いたします。管理職の方への個別指導のご希望の有無などのご確認をしながら、貴社に最適な研修プログラムを作成いたします。
※研修の実施までに数回の打ち合わせが発生いたします。研修の実施ご希望日より少なくとも1ヵ月程度の余裕を持ってお問い合わせください。
※カスタマイズを行わず、弊社の標準的な研修プログラムで実施することも可能です。
※上記は一例です。研修の内容はお客様のご要望に合わせてカスタマイズをいたします。
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