背景
組織は、「企業理念・ビジョン、戦略、組織構造、制度、リーダーシップ、社員、企業文化」から成り立っています。そして、あるべき姿(=企業理念を具現化したビジョン)の実現に向けては、多くの問題を抱えているのが常です。問題は全社レベルから機能別組織、個人レベルまで様々なところに存在し、複雑に絡み合っています。
経験豊富なコンサルタントと共に組織診断を実施することにより、お客様側で見落としがちな問題を網羅的かつ中立的におさえ、諸問題の関係を明確にすることができます。さらに、問題の全体像とその中に潜む組織の真の課題(特に重要で解決すべき問題)に到達することができます。
メリット
- 一般的な経営分析では無く、弊社が研鑽を重ねた「社員の生産性」の観点から適正人件費・社員数・管理職数を示し、組織の問題を概観します。
- 社内組織による実施では、利害関係の制約を受けるため、取得できない・吸い上げられない社員の本音を、定量情報と定性情報の観点から抽出し、これらの情報を整理、関係づけを行うことにより、組織に内在する問題について深堀を行います。
- 可視化された問題から、組織が抱える真の課題を明らかにし、あるべき姿に向けての会社の方向性を示します。
特徴
生産性の分析
- お客様の労働生産性、労働分配率の推移と過去の経営戦略の関係を診断します。
- お客様の人件費を多面的に分析し、優位性、公平性の有無を診断します。
- 外部優位性:年収を同業他社と比較し、外部競争力を明確にします。
- 内部公平性:現在の社員の仕事の重さと年収を比較し、内部のバランスを分析します。
- お客様の組織構造の効率性を客観的に診断します。
キーマンインタビュー
- 弊社コンサルタントが貴社のキーマンから本音を引き出し、組織の課題と解決の方向性を明確にします。
従業員サーベイ
- 弊社オリジナルの質問項目で、社員のモチベーション・組織への思いの現状を網羅的に確認します。
- あるべき姿に到達するためお客様の「強み」と「弱み」が、組織ののどこに存在するかを特定します。