Problem Solving
管理職をしっかり育てたい
- 経営者・人事部長は、異口同音に「管理職の育成は重要」といいます。実際、多くの会社が、管理職になったばかりの社員にマネ
ジメント基礎研修を実施しています。しかし、そのあとは、自助努力、仕事とお客様・社内の関係者を通して成長すべきと、後回し
にしてしまう会社が多いのです。仕事を通して成長すること、言い換えれば経験学習はもちろん正しいことですが、身に付けやす
い管理スキルを学ばずに仕事をやることは、決して効率的ではありません。ひとつのイメージですが、研修に出れば、なんらかの
管理スキルが100点満点で50点以下だったとしても、70点レベルまでに一挙にあげることができます。もちろん、そこから自助努力
が始まります。
- 現代の管理職には、経営学者のコッターのいうところの部下を使って複雑な仕事を正確にやっていくマネージャの役割と、方向性
を示し部下を巻き込んでいくリーダーの役割の両方が求められています。そこでは、業務知識、業務管理能力、コミュニケーション
能力、育成力に加え、高い概念化能力、決断力、影響力が求められます。そして、それらの能力の中には、スキルとして身に付け
やすいものが多いのです。
- 欧米企業では、マネジメント基礎研修の後に、マネジメントレベルをあげていくための様々な研修(戦略策定、目標管理、リーダー
シップ、コーチング、アンコンシャスバイアス)を管理職は受け続けます。さらに、定期的に360度フィードバックで自らの行動を振り
返ることを求められるなど、プロとして常に学び続けることが求めらます。また、欧米では管理職になる前に社外で学び直しMBAの
学位を取っているひとが多いのですが、日本ではMBAを取るひとは少なく、社内教育として経営スキルの向上も必要です。他方、
日本ではそのような機会が少なく、上位からの方針に自分のアイデアを何も加えずそのまま垂れ流す管理職、部下に仕事を割り
振るだけの手配師のような管理職、部下に依存するお神輿管理職などが生まれやすい土壌があります。
- 弊社では、以下のような管理職研修でお客様のニーズに応えています。どの研修も、企業固有のビジネス・人事制度・組織課題
に応えるため、コンテンツをカスタマイズし、お客様単位で実施しております。